サスケ

 

  サスケ

「サスケ」は白土三平作・画による漫画作品で、光文社の月刊漫画雑誌「少年」に1961年7月号〜1966年

3月号まで全55話が連載され人気を博しました。


内容は、真田忍者大猿の息子である少年忍者サスケの活躍と成長を徳川方刺客達との戦いを通じて描いて

おり、「微塵(みじん)がくれ」「風移し」「春花の術」など様々な忍法の解説も科学的・合理的に説明され、図解

なども付いて、当時の読者層だった子供達にも分かりやすく丁寧に書かれています。


白土三平は、子供の頃から油絵を学んでいましたが、1948年ごろに経済的理由から旧制中学を中退し、

山川惣治作の紙芝居の模写・彩色の仕事を手伝い始め、自身1951年に紙芝居の製作を手掛けました。

1957年に少女漫画家の牧かずまに漫画を描くことを勧められ、牧のアシスタントをしながら漫画の技法を

学び、同年8月、実質的なデビュー作「こがらし剣士」を巴出版から刊行。しかし直後に出版社が倒産したた

め、長井勝一の日本漫画社に移り貸本漫画を多数手がけることになりました。

1959年からは長井勝一が新たに設立した三洋社で「忍者武芸帳」の刊行を開始。1962年まで全17

が刊行され、当時としては破格の大長編となりました。その後、長井が三洋社を解散し青林堂を設立、白土

はここで「サスケ」「忍法秘話」などの貸本を手がけ、1964年、青林堂より月刊漫画「ガロ」が創刊。「ガロ」

はもともと白土の新作「カムイ伝」のための雑誌として創刊されたものであり、白土はこの作品のために「赤

目プロダクション」を設立し量産体制に入りました。

しかし、白土は「ガロ」の設立者だったため原稿料が出ず、そのため「カムイ伝」のほかに1965年から他誌

「週刊少年サンデー」に「カムイ外伝」を新作発表しスタッフを養ったそうです。


尚、「カムイ外伝」は「カムイ伝」の主役の一人、カムイが成長し忍びの世界を抜けた時点から始まり、追っ手

と抜け忍カムイとの様々な秘術を駆使した死闘や孤独な逃亡生活と非情な忍者の世界を描いたものです。


また、白土三平は1963年に「サスケ」と「シートン動物記」で第4回講談社児童まんが賞を受賞しています。

(掲載文は「ウィキペディア」他より一部抜粋)


 

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