アラーの使者 「七色仮面」の後番組として、1960年7月〜1960年12月まで、全26回モノクロで現テレビ朝日 が放映しました。原作は「月光仮面」や「七色仮面」の川内康範、主演は「新・七色仮面」の千葉真一を引 き続き起用。 出演、鳴海五郎(アラーの使者)/千葉真一、上田博士/小塚十紀雄、山村博士/有馬新二、上田睦子/桜 井悦子、トンガレン(紅とかげ団幹部)/大久保達也、ダラマン(地図を狙う悪人)/松山浩二、伊集院博 士/大前 鈞、ココナツ殿下(カバヤン王国王族)/金子昭雄、マミイ(ココナツ殿下の妹)/一条由美、 ツバターン(カバヤン王国中尉)/滝沢 昭、大谷警部/細川直也、加藤刑事/穂高 稔、八束根竜助(探 偵)/松山浩二、山村美智/水島京子、山村京子/岡田みどり、山村正明/菅原壮男、宮本刑事/佐久間聡 、スチュワーデス/稲植徳子、小西良子/井上田鶴、小松昌太郎/曙三四郎、宇野刑事/斉藤邦唯、紅とか げ団一号/福島 亨、同二号/青木忠雄、同三号/成瀬達也、同四号/武藤周作、同五号/石川治一、同六 号/岡島泰次郎、他。
マミイが探しているが、同じく財宝を狙う紅蜥蜴団(べにとかげだん)との攻防に、正義の味方の鳴海五郎 ふんするアラーの使者が活躍する冒険活劇。
」から、また、“マミイ”もカバヤ食品の小さい子供向けの「マミービスケット」の商品名から付けられた 名前で、当時はこのようなネーミングがよくあり、おおらかな良き時代でした。
怖の紅とかげ”1959年8月号〜10月号(秋の増刊号含む)、第二部“死神博士”1960年11月号 〜1961年1月号までの二部作編集で連載されています。 番外編では、「冒険王」と同じ出版社・秋田書店の月刊少女雑誌「ひとみ」に、川内康範・原作、水野英子 ・画の「アラーの使者」が1960年8月号〜11月号に掲載されています。 この水野英子は、女性少女漫画家の先駆者と言われ、トキワ荘に住んだこともあり女性版手塚治虫と呼ばれ 、その後の女性漫画家の多くが、水野の作品に大きな影響を受けたと言われています。 また、今では少女漫画の多くが「瞳に星をきらめかせる」手法があたり前のように描かれていますが、こう した表現を完成させたのは水野英子で、この「アラーの使者」でも“瞳がきらめいて”主人公が描かれてい ます。 |