少年ジェット

 

  少年ジェット

「赤胴鈴之助」の原作者と同じ、武内つなよしの原作で月刊漫画雑誌「ぼくら」に連載され、テレビでは

1959年3月〜1960年9月まで全83回、フジテレビ系で(モノクロ)放映されました。

「少年ジェット」の主演は、第1回〜65回までが中島裕史で、第66回〜83回は土屋 健となってま

す。テレビ放送は、かなりの人気で続編として1961年7月〜1962年4月に「新・少年ジェット」

全26回が作られ放映されています。


出演、少年ジェット(初代)/中島裕史、少年ジェット(二代目)/土屋 健、怪盗ブラックデビル/高

田宗彦、レッドベア/大川 修、ハリケーン博士/浜田喜博、藤川静子/水木麗子、頓田紋太/中田勉、

荒川課長/原田 該、カンナ/和泉雅子、その他出演者、松永 環、矢木沢 敏、河原侃二、他。


掲載めんこの少年ジェットは、初代の中島裕史主演で、この後の俳優としての活動は不明で記録がありま

せん。「少年ジェット」の主演を65回で降板した原因や経緯が不明であり、俳優を辞めてしまったので

あれば、この降板要因が関係しているのかも知れません。

二代目少年ジェットの土屋 健は、「新・少年ジェット」でも主演し、こちらも、その後の俳優としての

記録はありませんが、現在は、フジテレビのチーフプロデューサーとして、主にドラマなどのテレビ番組

や映画、情報番組を担当しているようです。


少年ジェットこと北村 健は、名探偵・舟越 宏の助手で少年探偵。愛犬シェーンを従えて愛車のスクー

ター「ラビット号」に乗り、宿敵・怪盗ブラックデビルやレッドベア、ハリケーン博士などの悪人と闘い

警視庁の荒川課長に協力して難事件を解決して行きます。

少年ジェットの必殺技は、ミラクルボイスで「ウー、ヤー、ター」と叫ぶだけで大地が揺れ大木も真っ二

つに裂けるほどの威力があり、もう一つの武器はスーパーコルトという拳銃で光線を発し当たるとシビレ

させて敵の拳銃などを打ち落としてしまいます。

対する怪盗ブラックデビルはマントを羽織った怪人で、武器となるステッキを空に向けて掲げると、突然

稲妻が走り、天地が揺れ始め誰もが気を失ってしまう。レッドベアは剣の達人であり、ハリケーン博士は

「ハリケーン」と叫ぶと画面が回転するという技を使うもので、これらのキャストに交じってカンナ役で

和泉雅子も出演しており、掲載したメンコには少女時代(12才)の初々しい姿が写っています。

           

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