怪人二十面相 怪人二十面相の始まりは、江戸川乱歩が少年向け探偵小説として“少年ルパンもの”を狙って「怪人二十面相」 を1936年(昭和11年)1月〜12月にかけて「少年倶楽部」誌に連載しました。 当初、江戸川乱歩は、怪盗ルパンのように「怪盗二十面相」という名前にするつもりでしたが、当時の児童向け 作品の倫理規定により「盗む」という字を使うのはよくないとされ「怪人二十面相」という名前にしたそうです 。怪人二十面相は、その後「少年探偵団」、「サーカスの怪人」など合計で31の作品に登場しました。
15日「怪人二十面相 第2部・巨人対怪人」、同年12月22日「怪人二十面相 第3部・怪盗粉砕」の3部 作を続けて劇場公開しました。 (3部で1話完結) 引き続き、松竹製作、若杉英二主演で、1954年12月29日「青銅の魔人 第1部」、1955年1月3日 「青銅の魔人 第2部・謎の夜光時計」、同年1月9日「青銅の魔人 第3部・恐怖の天守閣」、同年1月15 日「青銅の魔人 完結篇・決闘獅子ヶ島」の4部作を続けて劇場公開しています。 (4部で1話完結)
1955年4月、東京放送(TBS)であり、その後1956年12月、中部日本放送(CBC)・朝日放送( ABC)と続きますが、やはり娯楽の王様の座は映画であったため短期間のあいだに次々と製作されました。 この頃は日本映画の黄金期であり、誰もが映画館に足を運んだという映画にとっては良い時代だったことが背景 にあります。
月〜1963年9月には「少年探偵団」全152回がフジテレビで放映されました。 掲載のめんこは、日本テレビ放映の「怪人二十面相」です。
二十面相が載った作品は同「少年」に1962年1月から12月にかけて連載された「超人ニコラ」です。
その他/伊藤周子、井上千代子、石川絢子、松村達雄、高田 稔、高島敏郎、田口 計、南風洋子、下条正巳、 田中深雪、野々村 潔、江木俊夫、羽鳥美恵、河村弘二、高島加与子、大宮 敏、武田正憲、嵯峨善兵、伊吹良 輔、高木二朗、天路圭子、他。
実際には二十以上の顔を持ち、その素顔を知っている者はほとんどいないという神出鬼没の大怪盗。血を見るの が嫌いで殺人は決してしない。 彼は、大胆不敵に盗みを予告して富豪などから美術品や宝石など、美しくてめずらしい非常に高価な品物を次々 に盗み出し絶対に捕まらない。現金などにはあまり手を出さず、彼の目的は、盗んだ美術品で自分だけのための 盗品美術館を造る事である。 ライバルは名探偵・明智小五郎ひきいる少年探偵団で知力と知力の戦いの物語です。 |