名犬ラッシー 1938年アメリカの週刊誌サタデー・イブニング・ポストに掲載された短編「名犬ラッシー 家路」 ( Lassie Come-Home)が始まりで、1940年にはイギリスで小説として単行本が出版されました。
(エリザベス・テイラーが公爵家の孫娘役として銀幕デビュー)が作られ、以降、1951年の「名犬 ラッシー 彩られた丘」まで、併せて6編の“ラッシー”シリーズが制作され劇場公開されました。
は日本で「名犬ラッシー」(提供:ミツワ石鹸)、「新・名犬ラッシー」(提供:ハウス食品)、とし て1957年11月〜1966年4月までTBS系列で放映され人気を博しました。 その後、1975年1月〜1976年3月までフジテレビ系列でもエミー賞受賞作品「新・名犬ラッシ ー」を放映しています。
済的に困り、飼っていたコリー犬のラッシーを裕福な公爵に売り渡しますが、3度の脱走を図り戻って 来ます。そこで公爵は800キロも離れたスコットランドの城につれて行きますが、公爵の孫娘シーラ はラッシーが帰りたがっている思いに耐え切れず門を開け逃がします。そしてラッシーの、少年の居る 故郷へと家路を辿る長い苦難の旅が始まります。 しかし、その後に作られたテレビドラマ「名犬ラッシー」は、原作から離れ、賢く愛らしいコリー犬が 飼い主一家と日常生活の中で様々な問題に立ち向かい解決して行くと云う内容に変わりました。 このように名犬ラッシーの映画やテレビドラマは数多く作られ、コリー犬の“ラッシー”は世界で最も 有名な犬の名前となりました。 なお「Lassie」の意味はスコットランドの方言で「娘、少女、お嬢さん」の愛称的な言葉なので、雌の 犬に付ける名前だそうです。 ハリウッドのウォーク・オブ・フェームの星には、名犬ラッシー、名犬リンチンチン、名犬ストロング ハート(無声映画時代のスター犬)の3頭の名が刻まれています。
|